2016年09月14日

その男

決して自分を謙虚探索四十に見せるためではありませんが、僕はお客様に対して強引なセールスは一切しません。
カギや表札、印鑑など一通りお客様に説明して、お客様に納得していただいてお買い上げいただきます(僕の店はカギの業務のほかに 印鑑 名刺 表札などを請けたまわっております)。

探索四十売人として押しが足りないかもしてませんがこれには2つの理由があります。

1つ目の理由は、表札や印鑑などのオーダー品が多いこと、カギ交換などセキュリティを扱うのでクレームが出た場合、その対処が大変だからです。お客様に完全に納得していただくように説明をさせていただいて、少しでもお客様が不信をもたれると、それ以上は余程の自信がない限りしがみつきません。

2つ目の理由は、僕の ある体験 によって確信いたしました。

笑っていただければ嬉探索四十しいです。



・・・



ある日曜日のことでした。

これと言って趣味のない美中年独身カギ屋の僕は市街地に出てぶらぶらしていました。

夕方より少し早い時間でした。僕はその付近では有名なラーメン屋に入りました。時間が時間でしたのでかなり空いていました。

僕は贅沢にも4人掛けのテーブルを1人で占領しました。頼んだのはラーメンの単品でした。

注文してしばらくしたときでした。
1人のオタク風の男性が入ってきました。店内に入ってきょろきょろしていました。
その男は1人なのにカウンターに座らず僕のテーブルを目指して一直線でした。そして僕の目の前に座りました。そして僕と同じラーメンを注文しました。

確かにラーメン屋の席をどこにするかはその男の自由ですし僕がこの人の席を決める権利はないので何も言えませんでした。

お互い無言のまま時間が過ぎました。なぜか心拍数が上がっていました。


しばらくして同時にラーメンが来ました。

その男はラーメンに箸をつける前に勢いよくコショーをふりかけていました。

僕はラーメンにコショーをかけません。もしかけるとしても一口ラーメンを味わってからかけるかどうかを決めます。

僕は内心
(こやつ・・味を確認することもなくいきなりコショーをかけるとは味の分からぬ未熟者だな・・・)
と少々優越感を味わっておりました。

僕が箸を割ったときでした。
信じられないことがおこりました。

その男は頼んでもいないのに無言のままなんと恐れ多くも僕のラーメンにコショーをふりかけてきました。

その男が僕のラーメンにコショーをふりかけた後、コショーの容器をテーブルに置き
「美味しいですよ」
と言ってきました。

(美味しいかどうかはあんたが決めるんじゃねえ!俺が決めるんだよ!)
と脳内ジャイアンは叫んでいたのですが、現実世界では電柱にぶつかっても 申し訳ございません と頭を下げるほど気の小さな僕なので何も言えませんでした。

僕は何もなかったかのようにやり過ごそうとしていたら今度はその男、ラー油の容器をつかんで僕のラーメンを見ていました。明らかに僕のラーメンを標的にしていました。

気の小さな僕は最大限の勇気をふりしぼって
「・・・そ、それ(ラー油)は結構です・・・」
と小さな声でいいました。

その男は何もなかったように美味しそうにラーメンをすすってました。

僕はものすごい恐怖とストレスを感じながらその男と目を合わさないようにラーメンをすすりました。



なぜ僕がこんな目にあわなくてはならないのでしょう・・・。
posted by oldhh at 11:29| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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